フルスイングで吹っ飛ばせ!ハンマータイム

フルスイングで吹っ飛ばせ!ハンマータイム

概要

ハンマーを相手のライフにシュゥゥゥーーー!!超エキサイティン!!

最速2ターン目に20点を叩き込めるモダンにおけるコンボデッキの一つであるハンマータイム。キーカードの《巨像の鎚》は1マナと軽く修正値も+10/+10とド派手であるが、いかんせん装備コストが8マナと非常に重たい。そんな装備コストを踏み倒し、相手のライフを早々に消し去ろうというのがこのデッキの最大の特徴だ。

デッキの構造

ハンマータイム
サンプルデッキリスト(2021/09/01)
– メインボード(60)-
– 土地(22)-
1《永岩城
1《地平線の梢
4《墨蛾の生息地
2《無声開拓地
1《灼陽大峡谷
4《ウルザの物語
9《平地
– クリーチャー(24)-
4《メムナイト
4《羽ばたき飛行機械
4《ルーンの与え手
4《エスパーの歩哨
4《石鍛冶の神秘家
4《純鋼の聖騎士
– スペル(14)-
1《鋼打ちの贈り物
4《シガルダの助け
4《バネ葉の太鼓
1《影槍
4《巨像の鎚
– サイドボード(15)-
1《流刑への道
1《ドラニスの判事
4《ヴェクの聖別者
4《虹色の終焉
1《真髄の針
1《魂標ランタン
1《虚空の鏡
1《万力鎖
1《夢の巣のルールス

先の流れを実現する為、このデッキは《巨像の鎚》を装備し、攻撃する、また手元にない場合には探し出す、これらの役割を担うカードで構成されている。

装備する≒装備コストを踏み倒す手段は、主に《シガルダの助け》、《純鋼の聖騎士》の2種類である。《シガルダの助け》が戦場にあれば、《巨像の鎚》が瞬速を持ち、戦場に出た時にクリーチャーに装備までできるというとんでもないカードだ!冒頭で書いた2ターンキルを実現する為には1ターン目にこのカードを唱えることが必須となる。(1Tシガルダの助け+0マナクリーチャー、2Tハンマー×2で20点!)

純鋼の聖騎士》は、金属術1金属術:ミラディンの傷跡で登場した能力語。自身が3つ以上のアーティファクトをコントロールしている場合に機能する能力を表す。を達成すれば装備コストが0になる。デッキの約1/3はアーティファクトであり、その全てが0マナか1マナである関係上、3枚以上揃えることは容易だ。この2枚の内どちらか一方がないと装備はまず出来ないので、積極的にマリガンをすることも必要になってくる。

続いてはサーチカードについて。装備品のサーチといえば皆さんご存知《石鍛冶の神秘家》。ラグこそあるものの、起動型能力で装備品を戦場に出すことができる。本来ひ弱な彼女がハンマーを担いで乗り込んでくる姿は必見である。またモダンホライゾン2の発売以前は、《巨像の鎚》のサーチ手段として《鋼打ちの贈り物》が多く採用されていた。1マナで好きな装備品をサーチするというシンプルな能力であり、このデッキのキーカードの一つであった。

そう… あの物語が現れるまでは…。

その物語の名は《ウルザの物語》。
なお、このカードはウルザという名前がついているが、ウルザトロンには全く関係ない。そう、関係ない。

このカードは土地でありながらクロックの供給、《巨像の鎚》のサーチとやりたい放題である。モダン環境においての土地破壊はこのカードに間に合っていない場合が多く、サーチまで行くことは容易であろう。(《不毛の大地》はほんとに強いんだなあ) デッキ内のアーティファクトの殆どがサーチ可能だ。また、土地であるが故、対処もされにくい。このカードの登場により、ハンマータイムはより一層高みに登ったと言えるだろう。

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採用されているカードについて

メムナイト》 《羽ばたき飛行機械》、0マナのアーティファクトクリーチャー2種。《羽ばたき飛行機械》については飛行持ちだが、ハンマーは重すぎて地に落ちるので気をつけておこう。

バネ葉の太鼓》は色マナ供給に役立つ。《ウルザの物語》や《墨蛾の生息地》は無色マナしか生み出せないが、このデッキには《純鋼の聖騎士》がダブルシンボルを要求している。色マナを安定して供給でき、いざという時には《ウルザの物語》からもサーチ可能。名脇役。《ウルザの物語》自体が戦場から消えてしまうことによるマナトラブルも、0マナクリーチャー達と共にこのカードは解決に導いてくれる。

影槍》はトランプルを付与し、チャンプブロックを許さない。《ウルザの物語》で(以下略

エスパーの歩哨》は相手の行動に対して、場合によってドローすることができるようになる優秀なカード。非クリーチャースペルすべてに反応する為、相手の動きを阻害する。デッキの構造上、どうしても除去の連打には弱いが、このカードが戦場にあればリソースの補充ができる。アーティファクト・クリーチャーである為、金属術の達成には貢献できるが、《ウルザの物語》でサーチすることはできないので注意!

ルーンの与え手》は自身こそ守れないが、味方を守ることに長けている。このカードに除去を割く必要が出てくるため、装備をつけたいクリーチャーが生き残る機会も増えるであろう。

墨蛾の生息地》は感染と飛行持ち。ハンマーがつけばワンパン毒殺を目指せる。このカード自身がアーティファクトクリーチャーとなるため、金属術に一役かう。その時に装備したハンマーで蛾は空を舞えなくなるので注意しよう。書いてあることを読んでいるだけであるが、結構忘れられがちである。

夢の巣のルールス》はこのデッキでは無理なく相棒となっている。この手のアグロコンボデッキは一度失速すると急に動きが悪くなることもあるが、このカードはその心配を払拭する。軽量除去を打ち合ったあとにルールスを回収するターンは訪れるはずだ。(それでも1ターンパスすることが多そうではあるが) リソース回復手段として生き残れば相手は悶絶することだろう。先に紹介してある《ルーンの与え手》で守ることが出来たり、ほかに除去を使わせて来た時ならば生存率は高いのではないだろうか。以前までは《ミシュラのガラクタ》が採用されていたが、今は多くのリストから抜けている。やはりクロックの新戦力を手に入れた今はそこまでのリソース確保は過剰といったところであろうか。

総括

いかがだっただろうか。このデッキの魅力は是非一度手に取って使ってみて体感して欲しい。決して多角的に攻めれるわけではないが、相手がダウンするまでアタックをしていく姿はまさしくホプロマスク。(剣は持ってないけど) 是非勇敢にアタックを続けて欲しい。


脚注一覧

  • 1
    金属術:ミラディンの傷跡で登場した能力語。自身が3つ以上のアーティファクトをコントロールしている場合に機能する能力を表す。

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