さあ、モダンを始めよう

さあ、モダンを始めよう

MTGには、様々な構築フォーマットが存在します。

最近のセットのみで構成されるスタンダードから、過去にリリースされたほぼ全てのカードが使用できるヴィンテージまで、多くのプレイヤーにとって自身の状況に合わせて楽しめる環境が用意されています。

当サイトで主に取り扱っているモダンは、各フォーマットの中でも、比較的最近のカードが扱えるフォーマットです。モダンとは上下関係にあるパイオニアとレガシーとの比較は、以下のようになります。

  • パイオニア
    ラヴニカへの回帰(2021年10月5日発売)以降の、スタンダードを経由したカードが使用可能。
    フェッチランドが禁止されており、モダンに比べ多色化が難しい。
  • モダン
    新枠になって以降の基本セット(第8版:2003年7月28日発売)、エキスパンション(ミラディン:2003年10月3日発売)に加え、ウィザーズ社がモダンリーガルに指定した特殊セット(モダンホライゾン1・2)が使用可能。
    クリーチャーが強く、スペルは一歩劣るため、クリーチャー環境。
  • レガシー
    今まで発売されたほぼ全てのカードが使用可能。
    強力なスペルが多く存在し、モダンよりもクリーチャーと除去が少ない。

レガシーをプレイされている方にとっては、モダンへの参入はそこまで問題にはならないでしょう。その為、本記事ではパイオニアを既にプレイされている方、或いはスタンダードやリミテッドの経験があり、新たにモダンを始めようとお考えの方を対象に話をさせて頂きます。

なお、全くのMTG初心者の方は、本記事では対象としておりません。申し訳ありません。MTGにこれから参入という方は、各店舗で初心者講習会等が開かれておりますので、まずそちらからMTGの世界へ足を踏み入れてみてください!

安いデッキだからと組むのはやめておけ

冒頭から否定的な話で申し訳ないのですが、表題の通り、安いデッキだからと最初のデッキに選択する事は絶対にオススメしません

現在のモダン環境でこの条件に当てはまりそうなのは、ボロスバーン、親和、青赤ストーム、青赤果敢、ドレッジ、辺りでしょうか。(5万円前後までのものをピックアップしています。)もちろん、上記のデッキが悪いデッキだという話ではありません。ただし、比較的安いデッキというものは、概して汎用性の無いカードで構成されている場合が多いのです。

少しだけその例を見てみても、

  • バーン:火力呪文の塊
  • 親和:親和を持つアーティファクトや0マナのアーティファクト・クリーチャーばかり
  • 青赤ストーム:キャントリップはまだしも、マナ加速呪文やフィニッシュ手段の《ぶどう弾》等は、ほぼ専用のカード

これらのように、他のデッキに流用できるカードがほとんど入っていないことが多いのです。

汎用性の無いカードたち

確かに金銭面は大事な要素です。少ない投資で済むため組みやすく、とりあえずモダンに触れてみる事はできるでしょう。

しかし、そうしてモダンに触れる中で興味のあるデッキに出会えたら?その時はほぼ0からの再スタートです。何だか悪口のように聞こえてしまうかも知れませんが、こうした専用で使われがちなカードは買い取り価格が安い場合も多く、再スタートは苦しいものとなるでしょう。

もし組みたいデッキが決まっていて、けれども高額で手を伸ばしにくいのであれば、少しずつでもカードを集め、一部は代用できる安価なカードでデッキを作っていく事をオススメします。代用カードから思わぬ収穫を得られる事もありますし、デッキが目指した形へと近づいていくのは、一つの作品が完成していく流れを見つめられるため、とても有意義な時間になりますよ。

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あなたがやりたい事は何?

モダンは群雄割拠と呼ばれる程に、数多くのデッキが活躍している環境です。この表現が意味する事は、一部を除けば、あなたのやりたい事で勝利を掴める可能性が高い事を意味します。

一見怪しいカードもモダンでは活躍しています!

  • 軽量のクリーチャーで早期に殴り切りたい
  • 打ち消し呪文や除去呪文を豊富に採用して、ゲームを掌握したい
  • コンボを成立させて、瞬殺したい
  • 何が何でも黒いカードを沢山唱えたい

プレイヤーの数だけ、様々な思いがある事でしょう。モダンの懐の深さは、ほとんどの場合において、あなたの希望をある程度の範囲まで叶えてくれるはずです。もしやりたい事が先の安価なデッキに合致するのなら、是非それらのデッキから始めてみてください。様々なデッキと対峙する中、そのデッキへの愛着と理解が深まるでしょうし、或いは他にやりたい事が見えてきて、もっと深くモダンを楽しめるようになるでしょう。

やりたい事が分からない場合は?

やりたい事が分からない方は、少し複雑です。

一番オススメできるのは、モダンを既にプレイされているご友人の方がいらっしゃれば、デッキを貸して頂く事です。実際にカードに触れ、どのような動きをするのかをその身で感じる事ができれば、どのようなデッキがご自身に合っているのかを理解しやすくなるはずです。

YouTubeやTwitchで配信されているモダンのゲームプレイを見てみるのも良いでしょう。そうした配信は、モダンを理解していない方向けでは無い場合がほとんどですので、カード一枚一枚を理解するには少し苦しいでしょうが、盤面の動きからある程度の雰囲気を掴む事は可能です。

  • 市川ユウキプロによる配信(Twitch)
    通称、triosk。瀬畑とも。日本人プロであり、最大の視聴者数を誇る人気の配信者です。モダンに限らず、様々なフォーマットをプレイされています。喋りも面白く、真面目な質問には答えてくださる事も多いので、オススメです。
  • Piotr Głogowskiプロによる配信(Twitch)
    通称、kanister。ポーランドのプロプレイヤーであり、人気の配信者です。環境初期に新たに生まれたデッキを回されている事も多く、一風変わったデッキもよく回されています。
  • Devon O’Donnell氏による配信(Twitch)
    通称、d00mwake。メタデッキから力量の怪しいデッキまで、様々なデッキを回されています。YOUTUBEにアーカイブも挙がっていますので、そちらもオススメです。

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既にパイオニア・スタンダードをプレイしているなら?

既にパイオニアをプレイされていて、モダンへの参入をお考えの方は、今お持ちのデッキをモダン向けに改良していく事から始めるのはいかがでしょうか。より効率の良いカード、より強力なスタッツを持つクリーチャーへと差し替えていくだけでも、ある程度モダンで戦えるデッキへと成長させる事が可能です。

現在パイオニアで一線級のイゼットフェニックスであれば、モダンのジェスカイフェニックスを目指して改良していけます。その他、青白コントロールやラクドスミッドレンジ、ニヴ=ミゼット再誕なども、その面影を残しながら、モダン基準の姿へ近づけていける事でしょう。

では、スタンダードをプレイされている方はと言うと、少しの差し替えでモダン級…というのは、少し辛いものがあると言わざるを得ません。

しかし、もし今のタイミングであれば丁度良い製品が近日発売されます。

パイオニア・チャレンジャーデッキ

※Amazon​アソシエイトリンクです。

パイオニア・チャレンジャーデッキ(デッキリスト)。10月15日に発売される新商品であり、その名の通りパイオニアで戦える構築済みのデッキになります。パイオニアは、モダンの一つ上のフォーマットであり、近年の強力なカードが数多く使用されています。これは、モダンでも同様であり、パイオニアで活躍しているカードの多くがモダンでも使用されているのです。

今回のパイオニア・チャレンジャーデッキは、5,500円と比較的手に取りやすい価格でありながら、完成度はなかなか高く、一部高額なカードも収録されています。パイオニアへの参入にオススメできる事はもちろんですし、これを基にモダンへの参入を目指すのにも十分にオススメできる商品です。

さぁ、モダンを始めよう

いかがだったでしょうか。モダン参入に悩まれている方にとって、少しでもその足掛かりとなれたのであれば幸いです。

モダンは、とてもパワフルなデッキに溢れています。新セットの影響もある程度受ける事から、日々その姿を変化させ続けています。あなたのMTGにおける現状や、モダンでやりたい事に応じて、より適切な入口が見つかる事を切に願っております。

是非モダンを始めて、共にこの最高のフォーマットを楽しみましょう!

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