ジェスカイコントロールのすすめ③(デッキ解説編2)

ジェスカイコントロールのすすめ③(デッキ解説編2)

【ジェスカイコントロールのすすめ③(デッキ解説編2)】

こんにちは。ビールの飲みすぎで健康診断に引っかかった社畜、ぺんぺんです。

この記事は『ジェスカイコントロールのすすめ②』の続編になります。

前回同様ジェスカイコンについて解説したいと思います。

なお、今回は以下サンプルリストのサイドボード及び、デッキに採用しなかったカードの解説になります。

サンプルリスト

ジェスカイコントロール
サンプルリスト 2021/08/21
– メインボード(60)-
– 土地(24) –
4《溢れかえる岸辺
4《沸騰する小湖
1《ラウグリンのトライオーム
2《神聖なる泉
2《蒸気孔
1《天界の列柱
1《ストーム・ジャイアントの聖堂
2《氷河の城砦
1《硫黄の滝
1《秘教の門
4《
1《平地
– クリーチャー(5) –
4《瞬唱の魔道士
1《ヴェンディリオン三人衆
– スペル(31) –
1《流刑への道
1《呪文貫き
3《稲妻
4《対抗呪文
3《表現の反復
2《火 // 氷(Fire // Ice)》
2《否定の力
4《大魔導師の魔除け
2《時を解す者、テフェリー
2《至高の評決
1《ドミナリアの英雄、テフェリー
2《サメ台風
1《仕組まれた爆薬
3《虹色の終焉
– サイドボード(15) –
1《狼狽の嵐
1《高山の月
1《アゾリウスの造反者、ラヴィニア
1《霊気の疾風
2《安らかなる眠り
2《機を見た援軍
1《神秘の論争
2《聖トラフトの霊
2《摩耗 // 損耗
1《緻密
1《虚空の杯

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採用カード(サイドボード)の解説

《狼狽の嵐》

カスケードクラッシュやリビングエンドなどの続唱デッキ、コントロールなどに対して有効なカードです。

虚空の杯》が虚空カウンター1個の状態で戦場にあっても本体は打ち消されますが、ストームで発生したコピーは打ち消されません。

バーンなどには《虚空の杯》と併せてサイドインすることができます。

プレインズウォーカー(以下、PW)、アーティファクトなどは対象にできないので、メインは腐りづらい《呪文貫き》、サイドボードには一部デッキに劇的に効く《狼狽の嵐》と分けています。

《高山の月》

ウルザトロンや《ウルザの物語》など、一部の土地に頼ったデッキに有効なカードです。

ウルザトロン相手にはこのカードで時間を稼いでいる間にライフを0にすることを目指します。

相手も《探検の地図》から《爆発域》をサーチして破壊してくるので速度勝負になります。

ウルザの物語》を指定して戦場に出すと、対戦相手の《ウルザの物語》が即座に墓地に落ちる上、後出しも許さないので非常に強力です。

とはいえ、《ウルザの物語》対策としては後述の《摩耗 // 損耗》と役割が被ります。

私は土地系には負けたくないので併せて採用していますが、現環境であれば過剰かもしれません。

《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》

ウルザトロンなどの土地系デッキ、続唱や無色デッキ、コンボなど幅広いデッキに有効なカードです。

0マナ呪文の《衝撃の足音》や《召喚士の契約》、待機状態の《裂け目の稲妻》、《激情》などの想起持ちエレメンタル、3ターン目の《解放された者、カーン》など、思っている以上に有効なカードが多く、苦手なマッチアップの相性を改善してくれます。

サイズも2マナ2/2と最低限のスタッツを持ち合わせているのでとても頼もしいカードです。

※全く関係ない話ですが、この人が来ている服、ジェイスのコスプレでしょうか。

《霊気の疾風》

赤、緑のデッキに対して入りますが、主にアミュレットタイタンを対策したカードです。

夏の帳》や《魂の洞窟》で打ち消せないカードも対処可能で、主な対象となる《原始のタイタン》もデッキへ戻して時間を稼ぐことができます。

とはいえ、入れる相手が限定的なので、アミュレットタイタンが環境に少ない場合は抜いて良いと思います。

《安らかなる眠り》

ドレッジ、昂揚を利用するジャンドサーガやイゼットテンポなど、現環境では特に強力な墓地対策カードです。

ドレッジについては、このカードを除去しなければ《ナルコメーバ》や《秘蔵の縫合体》などのマナ効率が悪いカードをプレイしなければなりません。

昂揚を利用するデッキにも、《邪悪な熱気》がプレイヤーを対象にできない《ショック》になり、《ドラゴンの怒りの媒介者》もサイズが1/1から変わることもありません。

ただし、ドレッジは《自然の要求》や《暗殺者の戦利品》、昂揚デッキは《敏捷なこそ泥、ラガバン》によって奪われた《虹色の終焉》などで除去されることもあるので、いかにこのカードを守るかが重要になります。

こちらの《瞬唱の魔道士》との相性は悪いですが、『《安らかなる眠り》が戦場に出るまでは有効である点』『最悪2/1瞬速のアタッカーとなる点』から、4枚から3枚に減らすことはあれど、0にはしません。

《機を見た援軍》

バーン、ジャンドや死の影などのミッドレンジに対して有効なカードです。

バーンに対しては《稲妻》2枚分のライフゲインができるため、一気に有利に傾きます。

瞬唱の魔道士》で再利用して12点ゲインすれば、ほぼ間違いなく勝利することができます。

ミッドレンジに対しては単体除去が多い傾向にあるため、3体の兵士トークンがこちらの得意なレンジまでの時間稼ぎに大きく貢献してくれます。

《神秘の論争》

青いカードに対しては1マナの《マナ漏出》となるので、コントロールなどに対して有効なカードです。

呪文貫き》同様、マナコストの軽さから《瞬唱の魔道士》と相性が良く、テンポよくゲームを進めることが出来ます。

コントロールなどに対しては比較対象として《ドビンの拒否権》がありますが、前のめりに動くこのデッキであれば、マナコストの軽さから《神秘の論争》に魅力を感じます。

しかし、後半には腐ることもあるため、『環境にアゾリウスコンのような遅いデッキが多い場合』は《ドビンの拒否権》に軍配が上がりそうです。

《聖トラフトの霊》

打点が6点と大きく、早期に勝利を目指せるため、コントロールやコンボ、土地系デッキに有効なカードです。

コントロールに対しては、呪禁のおかげで全体除去以外で対処することができないうえ、後続のPWなどにも圧力をかけることができます。

強力な除去が多い環境であればメイン採用もしたくなりますが、クリーチャーが多いデッキに対してはブロッカーを排除する火力などを増やす必要が出てくるため、メインボードには採用しておりません。

※強いデッキにはとことん強いカードですが、《タルモゴイフ》などには、殴れなくなる姿も容易に想像できますからね・・・

《摩耗 // 損耗》

ウルザの物語》やその他置物対策カードです。

ウルザの物語》を1マナ、2マナで構築物トークンや探してきた《真髄の針》などのアーティファクト、3マナで両方を破壊と現環境で大暴れしている当該カードを咎める1枚です。

ウルザの物語》以外にもエンチャントレスデッキやその他ローグデッキと、欲しい場面が多いため2枚採用としております。

※《瞬唱の魔道士》で再利用する場合は融合コストでは唱えることができませんのでご注意ください。

《緻密》

土地系デッキなどのマナコストが大きいクリーチャーなどに対して、クロックパーミッションプランをより強固にするカードで、霊気の疾風》同様、《魂の洞窟》などで打ち消せないカードにも対応が可能です。

クロックパーミッションプランを取るデッキも、現環境ではそこまで多くないように見受けられるため、別の枠でも良いかもしれません。

《虚空の杯》

0マナのキーカードを採用しているデッキ、〜1マナのカードを多く採用しているデッキに有効なカードです。

現環境ではイゼットテンポやジャンドサーガ、続唱やバーンなど、有効となるマッチアップが非常に多いです。

※アゾリウスコンがメインに採用するのも至極納得します。

こちらも1マナのカードは少なからず入っていますが相手に甚大な被害を与えるため、有効な相手にはサイドインすべきと私は考えます。

虚空カウンターを0で戦場に出したいマッチアップの場合、2ターン目に《表現の反復》で探すこともしばしばあります。

2枚採用でもよいと思いますが、『《表現の反復》で探しやすい点』『除去を考慮しなければ2枚目以降は腐ってしまう点』から1枚採用としています。

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デッキに採用されなかったカード達

《稲妻のらせん》

マナシンボルの厳しさから不採用としています。

島を4枚採用しており、2ターン目に赤白を出すことは思っている以上に困難です。

もし、《聖トラフトの霊》をメインに採用したジェスカイトラフトであれば、《大魔導師の魔除け》と交換しても良いかもしれません。

《電解》

タフネス1が多い環境での1点割り振り&ドローは非常に強力です。

しかしながら、すぐに昂揚を達成する《ドラゴンの怒りの媒介者》、2ターン目には疾駆で攻撃してくる《敏捷なこそ泥、ラガバン》など、3マナでは間に合わないことが多々あります。

また、《火 // 氷(Fire // Ice)》と役割が被り、汎用性も《火 // 氷(Fire // Ice)》に劣るため不採用としています。

《精神を刻む者、ジェイス》

青系のコントロールではジェイスが必ず採用される….というのも過去の話です。

邪悪な熱気》の登場後、PWの価値が大きく下がってしまいました。

4マナで唱えても1マナで簡単に処理されるため、このカードも例外ではありません。

アゾリウスコンのように《虚空の杯》をメインに採用するなどの守る手段があれば別ですが、このデッキではそういった運用は難しいため不採用としています。

《謎めいた命令》

4つのモードを有している万能なカードですが、低マナ域のカードが多い環境なので4マナは重いです。

しかし、腐り辛い強力なカードには変わりないため、メインに1~2枚は採用してもよいかもしれません。

私は一旦様子見で不採用としています。

《濁浪の執政》&《思考掃き》

濁浪の執政は《邪悪な熱気》で除去することが難しく、《虹色の終焉》でも対処ができない為、現環境に非常にマッチしているカードです。

しかし、墓地を肥やす《思考掃き》の採用は《虚空の杯》を虚空カウンター1で置き辛くなります。

また、《安らかなる眠り》との相性も非常に悪く、採用する場合はデッキ全体の見直しが必要になります。

採用する場合はコントロールの面を活かしづらく、『イゼットテンポで良いのでは?』と感じたので不採用としています。

《厚かましい借り手》

バウンス能力を有した3/1飛行の強力なアタッカーです。

マナコストが軽いカードが多い環境ですが、《巨像の鎚》や構築物トークン、疾駆で攻撃してきた《敏捷なこそ泥、ラガバン》など、対象に困ることがありません。

ヴェンディリオン三人衆》と枠を争いますが、現環境では盤面に触れる《厚かましい借り手》に軍配が上がりそうです。

私は《ヴェンディリオン三人衆》がMTGで一番好きなカードですので、あえて《厚かましい借り手》を不採用としております。

《嘘か真か》

主にアゾリウスコンで採用されているアドバンテージを取れるカードです。

インスタントであり、選ばれなかったカードも墓地へ落ちるので《瞬唱の魔道士》とも相性が良いです。

しかし、アドバンテージを取れるカードは《表現の反復》や《大魔導師の魔除け》で足りており、獲得したカードも相手に知られる点から不採用としています。

《倦怠の宝珠》

クリーチャーのETB能力1戦場に出たときに誘発する能力のこと。を無効化する、主にエレメンタルの対策となるカードです。

相手だけでなく自分の《瞬唱の魔道士》も機能しなくなるので注意が必要です。

発現する浅瀬》や《創造の座、オムナス》などのアドバンテージ獲得手段を阻害するため、絶望的なマッチアップも改善することができます。

このデッキではエレメンタルには基本勝てないので必要とは認識していますが、『対策相手が限定的すぎる』ので採用していません。

《真実の解体者、コジレック》

ライブラリーアウトの対策カードです。

コントロールである以上、多少前のめりに構築してもゲームを終わらせるまでに時間を要するため、厳しい戦いを強いられますが、採用することでこちらが勝利するまで大いに時間を稼ぐことができます。

1枚採用すれば勝ち….とはいかず、墓地に落ちて能力が誘発した際に《魂標ランタン》による追放、《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》による追放で墓地に落ちないなど、一筋縄ではいきません。

採用枠は1枚で良いもののされど1枚。《倦怠の宝珠》同様、『対戦相手が限定的すぎる』ので不採用としています。


以上がサイドボードで採用しているカードおよび、デッキに不採用としたカードです。

デッキの構築は『自分がやりたいゲームプラン』『勝ちたいアーキタイプ』『これまでの成功体験や失敗体験』『カードの好き嫌い』などありますが、私は環境的に正解でなくとも手に馴染むカードの方が勝率も良いことが多かったので、以上のように構築にしております。

好き嫌いなどは抜きにして、現環境をもとに構築するのであれば以下のようなデッキリストもよいかもしれません。

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サンプルリスト

ジェスカイコントロール
サンプルリスト 2021/09/16
– メインボード(60)-
– 土地(24) –
4《溢れかえる岸辺
4《沸騰する小湖
1《ラウグリンのトライオーム
2《神聖なる泉
2《蒸気孔
1《天界の列柱
1《ストーム・ジャイアントの聖堂
2《氷河の城砦
1《硫黄の滝
1《秘教の門
4《
1《平地
– クリーチャー(6) –
3《瞬唱の魔道士
2《厚かましい借り手
1《ヴェンディリオン三人衆
– スペル(31) –
1《流刑への道
1《呪文貫き
3《稲妻
4《対抗呪文
3《表現の反復
2《火 // 氷(Fire // Ice)》
4《大魔導師の魔除け
3《時を解す者、テフェリー
2《至高の評決
1《ドミナリアの英雄、テフェリー
2《サメ台風
1《仕組まれた爆薬
3《虹色の終焉
– サイドボード(15) –
1《狼狽の嵐
1《倦怠の宝珠
2《アゾリウスの造反者、ラヴィニア
1《ドビンの拒否権
2《安らかなる眠り
1《機を見た援軍
1《神秘の論争
2《聖トラフトの霊
2《摩耗 // 損耗
1《真実の解体者、コジレック
1《虚空の杯

次回予告

次回は現環境における各アーキタイプとの相性、立ち回りについて解説いたします。

自分の体験に基づく主観的な内容になりますが、是非お付き合いください。


脚注一覧

  • 1
    戦場に出たときに誘発する能力のこと。

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